皆さんこんにちは!中小企業営業支援の津山淳二です。中小企業向けに営業強化、ブランディング、補助金支援を行なっております。
中小企業庁は、補助金の目玉である3大補助金(小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金)に、「特別枠」を設けましたが、さらに支援策が拡充されました。
その概要が以下になります。
変更点は大きく2つです。
1.補助率の引き上げ
特別枠とは、3つの累計がありました。
類型A:サプライチェーンの毀損への対応
類型B:非対面型ビジネスモデルへの転換
類型C:テレワーク環境の整備
そのうち、累計BとCの補助率が2/3から3/4に引き上げられます。
つまり100万円経費を使った場合、補助金対象になるのが66万から75万まで引き上げられるということですね。
2.「事業再開枠」の創設
小規模持続化補助金とものづくり補助金において、ガイドライン等に沿った感染防止対策の投資(消毒、マスク、清掃、間仕切り、換気設備等の費用)に対して、新たに補助上限50万円の別枠(事業再開枠)を上乗せします。補助率は10/10です。
※IT導入補助金には「事業再開枠」はありません。
※総補助額の1/2までになります。
※5月14日以降に発生した経費が対象です。
なお今回の支援拡充策は、小規模事業者持続化補助金及びものづくり補助金の5月締切分で採択された事業者にも適用されます。
緊急事態宣言解除後のビジネスは、大きく変化することが予想されます。この制度をうまく活用したいですね。