平成28年度第2次補正予算小規模事業者持続化補助金の追加公募が行われています。
使い勝手のいいので、人気が高い補助金です。

私は、この補助金の相談員を定期的にやっています。
毎回、多くの経営者と面談をして申請書についてアドバイスをしています。
しかしながら完成度の高い申請書に出会うことは滅多にありません。

私は補助金のセミナーの中で、“採択される申請書”として以下を紹介しています。

・専門用語が少ない
・文章がわかりやすく専門家でなくても理解できる
・内容が具体的で、実現性が高い

上記3つ以外に補助金申請において最も重要なことがあります。
それは何でしょうか?

それは『公募要領に忠実に記載しているか?』です。

今回の補助金についても公募要領に以下の審査項目が記載されています。

①自社の経営状況分析の妥当性
・自社の製品・サービスや自社の強みを適切に把握しているか。
②経営方針・目標と今後のプランの適切性
・経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか。
・経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか。
③補助事業計画の有効性
・補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなってい るか。
・地道な販路開拓を目指すものとして、補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。
・補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。
・補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。
④積算の透明・適切性
・事業費の計上・積算が正確・明確で、事業実施に必要なものとなっているか。

要するに最低でも上記内容が、第3者からみて、わかりやすい文章で書かれているかが重要なのです。

例えば③補助事業計画の有効性に「補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。」という項目があります。この項目があるのであれば、必ず補助事業計画の中にIT活用(SNS、ホームページ、マッチングサイト、モバイル活用等)の記載内容がないと全く評価はされないということです。

事業内容ももちろん重要です。社会的な課題を解決できるもの(例:待機児童、事業承継、伝統文化継承、ハラセメント、介護問題等)や地方創生に繋がるような事業は採択される可能性が高くなります。

それよりも大事なのは審査項目に忠実に書くことです。

これはどんな補助金もすべて同じです。

何でも基本が大切ですね。