皆さんこんにちは!中小企業営業支援の津山淳二です。中小企業向けに営業強化、ブランディング、補助金支援を行なっております。

「低感染リスク型ビジネス枠」小規模事業者持続化補助金の続報です!

関東経済局が実施予定の第3次補正予算オンライン説明会資料にも掲載されていますので参考にしてください。
https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/chukaku/data/20210127shisetsu_setsumeikai_shiryou.pdf

一昨日に無事補正予算が国会を通過しました。
よって間もなく詳細情報が出るかと思いますが現時点でわかっていることをお知らせします。

まずは事業概要についてです。
関東経済産業局の資料には以下が記載されています。
小規模事業者等が経営計画を作成して取り組む、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等の取組について、費用の一部を補助。
前回のコロナ型は、
新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える影響を乗り越えるために、具体的な対策(サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備)に取り組む小規模事業者等が経営計画を作成し、その計画に沿って地道な販路開拓等に取り組む費用の2/3または3/4を補助。
となっています。

つまり取組は販路開拓に限定しないと理解できますね。要するにコロナに対応する新たな取り組みについては幅広く補助する内容になるにではないでしょうか?

なお気になる補助率は3/4、補助上限額100万円です。前回は「サプライチェーンの毀損への対応」は2/3でしたので今回は3/4で統一されています。

補助対象経費は、「オンライン化の為のツール・システムの導入、ECサイト構築費等」となっています。
また以下の記載もあります。
ポストコロナ社会に対応したビジネスモデルへの転換に資する取組や感染防止対策費の一部を支援。感染防止対策費は、補助対象経費のうち1/4まで計上可能。

上記から、販路開拓に限定されない経費が認められると想定されますね。

想定される活用例は以下の通りです。
・ポストコロナ社会を見据えた対人接触機会の減少に資するビジネスモデルへの転換のため、飲食店が大部屋を個室にするための間仕切り設置を行い、予約制とするためのシステムを導入。
・旅館業が宿泊者のみに提供していた料理をテイクアウト可能にするための商品開発を実施。

上記からはどのような経費が対象か詳細はわかりませんが、新たな公募要領がでてから解説しますね。